「のうぜんかつら(リプライズ)」
安藤 裕子
2005年11月、月桂冠『定番酒つき』CMのテーマソングとして「のうぜんかつら」が流れていて話題となりました。
アルバムには「のうぜんかつら」「のうぜんかつら(リプライズ)」が入ってますけど、一般的に流れているリプライズバージョン(ピアノアレンジ)のほうが好きですね。
最初聞いたとき、その声と歌詞と「のうぜんかつら」ってなに??と思った。
花の名前なんですね、凌霄花。
この歌詞は安藤裕子さんの祖母が、祖父が亡くなってしまった時に書いた詩を参考にして書いたものだそうです。
おじいちゃんは先に亡くなってしまったけれど、でもずっとのうぜんかつらの咲く花道を2人は手をつないで歩いていたのよというような詩。
何も考えずに、ゆっくりと聞いて欲しい曲です。
[2006.02.11]
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「あすなろ」
BEAN BAG
2004年9月のFM秋田邦楽マンスリーソング(1ヶ月間、まるで洗脳のようにがんがんに流される曲)です。
BEAN BAGの「あすなろ」という曲。
いま流行りの曲かと思ったんです。…いや、実際にそうなんでしょうけど。
ロックパンクしてる楽曲にSHAKA LABBITSのようなボーカルにラップパート。
まさに現代邦楽の美味しいとこ取り。
…でもねえ、これが凄く調和してる気がするんですよね。
元気になれる曲。
単純にそう言いきれる曲ってそうはないんじゃないかな?
[2004.09.07]
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「甘えんぼ」
大塚 愛
いま、オリコン上位に入ってますね☆
…またブームに乗ってと言われそうですが、デビューシングル「桃ノ花ビラ」からチェック入ってました。
もともと私は、ある友人からこの曲を教えてもらったんですね。
「この曲、良いよ」って(苦笑)。
確か「すいか」というドラマ主題歌になっていたと思いますが、このドラマは観てませんでしたので…。
それから2ndシングル「さくらんぼ」が発売され、今回の3rdシングル「甘えんぼ」。
…ちょっと紛らわしいです(苦笑)。
3枚とも良いんですが、特に「甘えんぼ」が、頭のなかにぐらんぐらん来てます(笑)。
本人曰く「究極のラブバラード」らしいですが、とにかくね、聞いてると元気になるんですよ、ホントに!
持ってるパワーとか性格とか、そういうものがダイレクトに伝わって流れて込んでくる感じ。
自分自身の生かし方が、分かってきてる人なんだなあって思いましたね。
声もキュートだし、凄く楽しく作ってる雰囲気が伝わってきます。
もちろん苦しみもあるでしょうけど、それを踏み越えてるパワーがありますからね。
伝えようとする、伝わる気持ちが分かります。
私もいつか、みんなにエネルギーを分けてあげられるような曲を書いてみたいなと思いますが…果たして?!
[2004.03.09]
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「桜」
河口 恭吾
昨年大ヒットした森山直太朗「さくら」とほぼ同時期に発売された、もうひとつの「さくら」。
いま一番注目されている「桜」はこっちですね。
今さら言うのも後付けみたいで嫌なのですが、昨春にラジオで流れてて気になってた曲なんですね。
なんて優しい曲だろうと。
森山「さくら」のメロディも綺麗ですが、河口「さくら」はそのメロディも歌詞もぐっと良いです。
…音楽って記憶と深く結びついてる気がしません?
例えば、この曲を聴くと当時の記憶が蘇ってくるというものですね。
しかし、この曲は聴くたびに記憶が思い出されてくる曲なんです。
プロセスが全く逆なんですね。
もちろん、新曲なんで当時の記憶も何もないですが(笑)。
それだけ、どこか懐かしさとか思い出を呼び覚ます要素を含んでる曲だという事になるんじゃないかな?と。
これって実はすごい事なんだと思います。
イメージや記憶を思い浮かばせる曲って案外難しいんですよね。
そう思ってるのは、私だけなのかも知れないですけど(苦笑)。
[2004.01.11]
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「jungle Radio」
babamania
…初めて詳細を聞いた時、衝撃を受けましたね。
洋楽だと思ってたもん。
でも良く聞くと日本語で歌ってる…。
babamania(ババメイニア)の5thアルバム「Jungle Livin'」の1曲目に入ってる、いまラジオや有線でヘビーローテーションされてる「jungle Radio」。
一度聞いたら頭から離れない「ハーイヤーイヤーイヤー♪」というあの声。
その圧倒的なボーカルとラップ、そしてサウンド。
良い意味で、完全に突き抜けてる。
例えにくいけど、最近でいうとクレイジーケンバンドのようなジャンルにとらわれないサウンドというのかな?
出会った事の無かった不思議な感じのする音楽です。
全体的に英語の歌詞が多いけど、日本人らしくないし。
色々なエッセンスがあるのに、きちんとした世界観が出来てるんですね。
文句なく格好良い。
もし気になった方は、ショップ等で試聴してみて下さい。
「ハーイヤーイヤーイヤー♪」という声が頭をまわり出したら止まりませんよ、もう。
[2003.11.21]
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「雪の華」
中島 美嘉
最初に「STARS」という曲でドラマでデビューした頃、はたして生き残っていける歌手なのか?
と思っていました、中島美嘉。
ドラマの内容が過剰だったという事もあったのですが…(苦笑)。
だんだん個性が出てきて面白くなってきたなと思ったのが「Love Addict」からかなあ、この曲は私の中でかなりお気に入りになってて。
そして今回の「雪の華」。
本人出演の製菓メーカーCMで初めて聞き、むむっ…と思ってたんですが、改めて聞くとその曲の雰囲気や詞の内容が中島美嘉とすごく合っているんです。
ようやく、この人にしか歌えない曲が出てきたのかなと。
そういうものを見つけられた歌手は強いですね、小室哲哉が全盛だった時代ならともかく、今では何か自分だけのものがないと生き残っていけませんからね。
…先見の明がありませんでしたね、私(苦笑)。
[2003.10.11]
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「花」
SHY
ええと、予備知識なーんにも有りません(笑)。
確か、何かのCMだと思うのですが、TVから流れてきて一聴惚れしました。
ファンキーでポップなサウンドに、力強いボーカルが爽やかに流れる。
聞いてて元気になるし、ベースもノリノリで弾けちゃいますね☆
…最近の私の音楽の基準ってベースです、完璧に。
初めて聴いた時にベースを手に掴んでたら合格、みたいな(苦笑)。
[2003.09.30]
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「ほんとの気持ち」
松 たか子
実は私、松たか子ファンでして(笑)。
今までかなりの松サウンドを聞いてきたんですが、今回のシングルは今までのなかで一番お気に入りになりそうです。
歌詞もサウンドも非常にシンプルで、複雑で、優しくて、切なくて…でも、少しポジティブで。
その今回の楽曲は、作詞・作曲・編曲が小田和正。
初のコラボレーションだそうで。
もちろん、松たか子自身も作詞・作曲をするのですけどね。
小田和正も、ナチュラルで透きとおるような松たか子ワールドを壊すことなく上手く引き出していて。
ほんと良い曲書くね、このおじさん(苦笑)。
[2003.08.01]
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「Resphoina」
久石 譲
今では完璧に有名人になってしまった久石譲さんです。
…私、ナウシカやラピュタの頃からのファンですから、もうかれこれ20年近いファンですね(苦笑)。
今回御紹介する曲は、久石譲さんが出した初ピアノソロアルバム「PIANO STORIES」から「Resphoina」という曲を選んでみました。
実はこの曲、私が本気でピアノという楽器と音を好きになった曲なのですね。
元々の始まりは、同じく久石譲さんの「天空の城ラピュタ」で流れる「シータの決意」という曲を弾けるようになりたいうのがあったんですが、特にピアノという事を意識していなかったように思います。
そもそも音楽を作り始めたのがパソコンを使ってのインストミュージックですから、歌詞や声のない曲というのは抵抗なかったし。
初めて聞いた時にはちょっと震えました。
ただ、純粋に切なさのあるメロディと10本の指が奏でる音に感動して。
たぶん、今までの人生のなかで最も多く聞いたCDであり曲だと思いますね。
その影響からか、たまにCDが認識されなかったり音が飛ぶ事も…。
レコードじゃないんだから擦り切れる事はないとしても、表面のコーディング とかレーザー反射面はは弱ってるかも知れないです(笑)。
今から15年前のCDですが、15年間飽きもせず聞き続けてるし。
あ、いま現在「このCD」は発売されてはいませんが、復刻盤は発売されています。
正直、ちょっと悔しかったり嬉しかったリですけどね(苦笑)。
久石譲さんのCDは大抵持ってるので、何か御不明な点があったら是非私に♪
[2003.06.18]
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「Can't Stop Fallin' in Love」
globe
小室哲哉が作ったユニットの中で、TM Network以外に最も長いglobe。
…数年前まであれだけ全盛を誇っていた彼の音楽も、いまや数少なくなってますね。
逆に言えば、小室を必要としていた時期があった…いや、小室が時代を作っていた時期があったという事なんでしょうけど。
私、小室哲哉は嫌いじゃない。
むしろ、曲は私の好きな部類の楽曲だったりします。…もう勝手に「小室哲哉に追いつけ追い越せ」でしたからね(笑)。
でも、彼の作品は手を抜いた作品も多かった。
その中で唯一、殆ど手を抜かずに作ってきたのがglobeだと思う。
globeの中でもっとも完成されたアルバムだと思い、最も多く聴いたアルバム「FACES PLACES」から「Can't Stop Fallin' in Love」をピックアップしました。
小室お得意のコードとフレーズそしてサウンドですが、いま聞いてもやはり小室は天才だったと実感できますね。
私の天才論なんですけど、人は天才である時期があると思っているのです。
世紀末と呼ばれた時代、彼は本当に名作も残したし駄作も残した。
そうして、ようやく自分の作りたい楽曲を作り始めて、何かが終わったのかも知れません。
いや、ある意味では 自分に素直になったとでも言うのかな?
少なくとも、無理をしている感じはしない。
あ、いまの小室哲哉のサウンドも私は好きですよ。
ただ、ムーヴメントを起こそうとは思わなくなった。
そういうことかな?
[2003.06.13]
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「みずいろの雨」
八神 純子
入梅という事でレイン特集ですね。
「あ〜〜みずいろの雨〜♪」
…初めて聞いた時、あの歌唱力にくらくらっときました。
これは、私の音楽の師匠であるT氏の影響ですね。
私は良く聞いていた年代というわけではありませんでしたが、こっそりとテープをダビングさせてもらって良く聞いてました。
…何故か、T氏からテープとかレコードとか預かってましたからね。
名も知らぬ日本のJazzシンガーや、私の知らなかった古いミュージシャンのテープがいっぱいあって。
そのなかでもいまだに忘れられないのが、たぶん今でいうインディーズか自主製作盤で作られた1本のテープ。
T氏は確か「ヒノトミコ」という名前のJazzピアニストだとか言ってましたが、日本人なのに(あえて書きますが…)ものすっごいファンキーなJazzサウンドなのさ!
1980年前後の時代に10年以上も時代を先取りしたような音楽を演ってる。
完璧にバードスキン立ちましたね。
それから会うたびに「ダビングして」と言ってたのですが、どうやら紛失してしまったらしく…。
もう1度聞きたい、あの曲。
…実は「JOE SAMPLE」や「PATT METHENY GROUP」もT氏の影響ですね。
いつぞやダビングした曲はいまだに愛聴してます。
あ、もうダビングなんて言わない?!(笑)
[2003.06.12]
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「GT」
クレイジーケンバンド
「GT♪GT♪GT♪GT♪…」
なんてゴキゲンな人たちなんだ、と衝撃を受けた「GT」。
アルバム「GT」に収録されているアルバムナンバーですが、夏のドライブミュージックには最適の1枚ですね。
ナンパや行楽地のお供に(苦笑)。
自称「東洋一のサウンド・マシーン」と言い放つリーダーのクレイジー剣の作り出すサウンドと歌詞は独特の雰囲気とノリがあって、重箱の隅をつつくようなささやかな快感さえ覚えます(笑)。
一部メディアでは、こうした楽曲に「ネオ昭和歌謡」という名前をつけて呼んでいるようですが…。
確かに、どことない懐かしさや、ちょっとした寂しさもありますが、その指向性は既存のジャンルにとらわれるものではないです。
聴けば分かる、聴いたら離れない、あの声とサウンド。
気になり出した時には、もうすっかり蜘蛛の糸に絡め取られている事でしょう(苦笑)。
6月25日には待望のニューアルバム「777」も発売予定で、ますます勢いに乗っていきそうなクレイジーケンバンド。
お宅もゼヒ♪
ィーネ!!
[2003.06.11]
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「AKATSUKI」
稲葉 浩志
B'zの稲葉じゃなくてソロの稲葉浩志です。
明日発売の2ndマキシシングル「KI」に収録されている楽曲ですが、これがまたロックロックしていて至極格好良い。
B'zと違い、彼自身が作詞作曲を手掛けギターまでもこなしているソロの楽曲は、どこか泥臭いような懐かしい感じのするロックサウンドが目立つのですが、今回ももちろんそのエッセンスは充分に盛り込まれてる。
そして、確実に進化している彼のサウンドがようやく私の好みになってきました(笑)。
[2003.06.10]
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「FOOL FOR THE CITY」
FOGHAT
今日はもちろんこのバンド「フォガット」です。
メンバーはイギリスのブルース系バンド出身なのに、かなりゴキゲンなアメリカンロックンロールを聞かせてくれる彼らのサウンドは、今でも色褪せることなく響いてきますね。
1970年代は世界の緊迫化した情勢の影響もあってか、かなり反社会的というか風刺の入った楽曲や歌詞やジャケットも多いのですが、彼らもやっちゃってます。
都会のど真ん中で、マンホールの中に真剣に釣り糸を垂れているジャケット。
…単なる洒落なのかも知れませんけど(笑)。
「FOOL FOR THE CITY」、直訳すれば「都会に狂ってる」みたいな意味になるのでしょうか。
「街へ行こうぜ〜」と始まるAメロとファンキーかつドライブなロックンロールサウンドは、聞く人の感覚を不思議な懐かしさに変えてくれると思います。
今日ぐらいはロックンロールで生きましょう(笑)。
[2003.06.09]
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「アバヨ、風の残像」
eastern youth
eastern youthというバンドで、「感受性応答セヨ」というアルバムの中の1曲です。
今いちメジャーではない彼等ですが、その積み上げてきた音楽センスや個性はかなり強い。
私の持ってるCDのなかではかなり異色的なジャンルに入るんですが、そんな事は全然意味がない。
良いものは良いのです。
彼等のサウンドで特に目を惹くのが、その歌詞。
少し、この曲の歌詞を引用しましょうか。
息つまる夜 夏の夜
心に穴は空きっ放しだ
殺すつもりかよ、消えてくれ幻よ
ヤレヤレまいったな
俺はあの道で 風を見ただけさ
天沼の空に消えろ!
アバヨ、風の残像
そして立っている
俺は立っている
立って心を見つめている
聴いている
俺は聴いている
耳を澄まして聴いているんだ
逃げ水逃げる夏の昼
心に穴は空きっ放しだ
それでなんとかやるしか無いさ
時間だ そろそろ行くかな
こういう歌詞がずらずらっと並んでおります(苦笑)。
もちろん好き嫌いはありますが、ストレートでいて深い詩は、私はかなり好きですね。
理想と現実、そのなかにある自分の姿と身近な存在。
社会の理不尽さと、ささやかに嬉しい出来事。
ああ、私もこの世界にちゃんと生きてて、同じ思いを持ってる人もたくさんいるのだなと気付かせてくれるようなアルバムです。
気になったら視聴してみて下さいな♪
[2003.06.08]
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「FULL JUMP」
愛内 里菜
GIZAStudio系のサウンドのなかでも、倉木麻衣と愛内里菜だけは曲の質がちょっと違うんですよね。
力が入ってるし、それだけの歌手力もある。
…でも、やっぱりGIZAの匂いは消えない。
それは特徴としてでなく、個性の均一化というイメージでしか捉えられない。
はみ出しているミュージシャンが居ないんだよね。
個性がある程度管理されてるとでもいうのかな?
個性の粒が揃ってるという書き方でも良いんだけどね。
だからある程度聞き続けると飽きてくる。
だから3000円を出してCDアルバムを買おうという気が起きないんだよね。
でもね、そんななかにあって、この「FULL JUMP」はかなり頭の中に残ってる。
「FULL JUMP」という分かりやすい英語とサビのリフレインがしばらく離れなくって「FULL JUMP〜♪」なんて良く口走ってた(苦笑)。
結局、いつの時代にも分かりやすいタイトルとか、覚えやすい曲とか、覚えやすい歌手名とか。
結局、いつの時代にも特徴的なタイトルとか、特徴的な曲とか、特徴的な歌手名とか。
ひとつだけじゃなく、いくつかの要因が合わさってヒットしたり、後世に残っていくんだよね。
そういう意味では、この愛内里菜、私の中ではボーダーラインなんです。
…あ、この曲で最も気になるのがPVに出ているベースの女性。
いったい誰なんでしょう?(苦笑)
[2003.06.07]
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「ほんとはね。」
より子。
急に聴きたくなって昨日回してました、より子。。
より子。までが名前なので、表記はミステイクでは有りません(苦笑)。
小児ガンにかかったある女の子。
いつ再発するやも知れぬ恐怖のなかで、彼女の支えになっていたのが1台のピアノだった…。
その子の名前はより子。
勿論、ノンフィクョンなお話です。
その生き方とその音楽に惹かれてCDを購入したんですよね。
荒削りなサウンドと、しっかりと主張している歌詞が印象的なミュージシャンです。
なんて言うんだろう、表現したい音楽に形式がないんだよね。
例えば、R&Bっぽい曲があったり、Jazzらしかったり、パンクみたいな曲があったり。
これは本当に素直な欲求だと思う。
…でも、秩序が無いわけじゃない。
あと人間ってさ、時には自分で勝手にフィールドを狭めたりする事も有るわけよ。
例えば、それは怠惰であったり、諦めだったり。
今日じゃなくて明日やろう、とかね。
でも、死を意識した人間が人間が創る作品って、どこか気持ちが違うんだよね。
どうやって表現しよっかな?とかそういうレベルじゃなくて、湧きあがってくるものをとにかくすぐに形にしたいとか、残しておきたいとか。
そういう強い意思が伝わってくる曲ですね。
…でも、逆にイメージは掴みづらくなってる部分も有るけど(苦笑)。
[2003.06.06]
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「ヘッドライト・テールライト」
中島 みゆき
私、かなり中島みゆきファンです。
CDも結構持ってるし、昔はラジオ番組もよく聴いておりました(かなり面白い)。
もちろん好きな曲もたくさんあるのだけれど、今回はこれ「ヘッドライト・テールライト」。
いま、中島みゆきで一番有名な曲と言えば、NHKのドキュメンタリー番組「プロジェクトX」のオープニングテーマでもある「地上の星」だと思うのですが、今日取り上げた曲はその「プロジェクトX」のエンディングテーマに使われている曲なのですね。
昨日、録画したビデオで先週の「プロジェクトX(内容は「カミオカンデ」)」を観ていました。
正直、劇的に感動する内容ではなかったのですが、最後のエンディングロールの後日談の語りと、この「ヘッドライト・テールライト」が流れると何故か涙が出てきてしまうんです。
…実は、どんなテーマの時でもそうなのですね。
なんかね、ジーンときてしまう。
あのメロディと曲の雰囲気にはすごく弱いんですが、更に歌詞がね。
サビの「旅はまだ終わらない〜」という部分。
そうさ、人生の旅も夢も希望もまだまだ終わっちゃいないし、これからも高みに向かって進んでいくんじゃあ〜!
そう思えて、そう思うと、なんか心が洗われるような気がして。
更に後日談の話にもほろりときたり、パワーを貰ったりもするからね。
…中島みゆきと田口トモロヲに、癒されてるのかなあ、私(苦笑)。
という事は、癒されなきゃいけないほど精神が疲れてるの?!
[2003.06.05]
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「LISTEN TO THE MUSIC」
DOOBIE BROTHERS
たぶん、無意識ではこの曲をずっと聞いたのだと思いますが、楽曲としてこの曲を認識したのはあるライブがきっかけでした。
あるバーで定期的に行われていたあるバンドのライブ。
アンコールの最後に演奏されたのが、この「LISTEN TO THE MUSIC」。
酔ってるイキオイもあるんだろうけど、バンドと観客とお店のスタッフが一緒になって踊り歌いして大盛上がり。
それ以来、この曲は私にとって特別な曲になったのですね。
いつか私も演奏してやろうと。
実際、こういうアメリカンロックって演奏してるだけでも充分に楽しいんですけど、同じようにお客さんと一緒に盛り上がってみたい。
横揺れじゃなく縦揺れだから、テンションも直情的に上がるしね。
R&Bのような横揺れも大好きだけど、たまにはこてこてのRock'n Rollで。
そう言えば昔、ミスタードーナツの店内放送では良くドゥービーズの「CHAINA GROVE」とか「LONG TRAIN RUNNIN'」が掛かってたなあ。
70年代みたいな店内放送の雰囲気、好きでした。
聞いてたらベースが弾きたくなり、弾いたら弾いたで今度は指が痛いです(苦笑)。
[2003.06.04]
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「マニラ」
フィリピン・ボンバー
ええと、市販及びオンエアはされてません(笑)。
一部では熱狂的なファンがいると言われる、盟友ボンバー牧野氏が率いるバンド の曲で、そのなかで最も有名な曲だと思われます。
もちろん自主制作盤でCDも出しているのですが、初回出荷枚数が何十枚という単位でしたからね…。
それ以降は公認海賊版という形で私が普及しております(笑)。
さて、肝心の曲ですが、これがまたサウンドも歌詞も小憎らしいくらいほどフィリピンっぽい。
ああ、もちろんイメージですよ。
これはやられたと思った。
自分が思ってるイメージを、観客が思ってるイメージとしてちゃんと伝えられてるって事は、実はとてもすごい事なのです。
だから記憶にも残るし、人気もある。
こういうのを名たる曲と呼ぶのでしょうね。
…それから数年後、取材と称して実際にフィリピンにも行ってその空気を体験してきました。
詳しくはダイアリーの旅行記に書いてありますが、いまこの曲を聞くとかなり哀愁さが加わって聞こえますね。
何故かね、哀愁があるんです。
旅の思いを懐古しているのか、それともフィリピンという国の歴史の流れを感じたのか。
それまでも予見していたというのなら。
あ、視聴したくなった方はこちらにメールを送ってくだされば対応します(笑)。
コアな選曲でした(苦笑)。
[2003.06.03]
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「風のららら」
倉木 麻衣
ようやく倉木麻衣ですね、しかも新曲で現在の名探偵コナンのオープニングにもなっている「風のららら」。
好きな曲は結構あるんですけどね、今回の曲はTUBEの春畑さんとの初コラボという事でピックアップしてみました(笑)。
この曲は爽やかなイメージが綺麗に出てて良いですね、個人的には少しダークな倉木サウンドが好きなんですけど(苦笑)。
[2003.06.02]
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「SIREN」
平沢 進
知る人は知る平沢進さんです。
有名な曲…昔は戸川純さんとかに曲を提供してましたね。
最近だと「剣風戦記ベルセルク」とか「千年女優」の音楽を作ってたりもします。
私が平沢進さんを知ったのは「SIREN」というアルバムで、もちろんこの曲「SIREN」がアルバムチューンとなってます。
テクノポップのカリスマと呼ばれる平沢進さんのサウンドは比較的粗くてノイジーなのですが、その柔らかく癒しのように脳に浸透する「声」が、かなり対比的で最大の特徴でもありますね。
随所に散りばめられている詞やサウンドの持つ凶暴性を、その声で中和して新たな方向性へと導いている。
格好良く書いたらこんな感じでしょうか(笑)。
観客参加型のライブを行ったり太陽電池だけでライブ演奏するなど、パフォーマンスも実は派手ですが、刺激が強すぎないのもやはりその声の影響かと。
声の性質って、生まれ持った才能ですからね。
しかし劇的に変える事は難しいですが、鍛える事でかなり変化はします。
でも、大きな声を出したり歌ったりしないと、どんどん退化もしますのでご注意を。
私は、実は声変わりしてからずっと自分の声が嫌いだったのですが、5年位前から少しずつ好きになってきましたね、自分の声。
[2003.06.01]
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「Dream On」
AEROSMITH
ごめん、正式タイトル、たぶんこれで良かったと思ったんですけど…。
あれは忘れもしない大学1年の時、この曲をボーカルで歌ったんですよね(笑)。
ええと、バンドのボーカリストしてこの曲を歌ったという意味です。
当時、ろくに発声やアレンジ法もわからない状態で良くチャレンジしたものだと思いますね。
そもそもボーカルをとるって事が、私にとって稀有の事ですから。
…ってかこれ以降、オリジナル曲のレコーディング以外でボーカルをとった事ない(笑)。
歌を歌う事は大好き。
声を出す事も大好き。
でも、カラオケはまだ苦手だし、強制的に歌わされる事はすごく嫌い。
歌いたいって思う時が歌いたい時であって、その場のテンションもすごく大事なのです。
カラオケは結局、みんなでコミュニケーションとりづらいんだよね。歌ってる時以外は誰かが曲を選曲してたり、会話も通りづらいし。割り切って行くのなら良いんだけど…。
同じ歌ってコミュニケートするならスタジオ入るほうが何十倍も好きなんだけど、なかなか簡単にもいかないしなあ。
ちなみに最近は、夜に川沿いを自転車に乗りながら鬼束ちひろの「sign」を歌うのがマイブームです(苦笑)。
もちろん、空には満天の天の川。
あともう1曲、そのバンドの時に歌ったのが「COMMUNICATION BREAKDOWN」<LED ZEPPELIN>。
これは今の状態でもう1回歌い直したいですね(苦笑)。
B'zのコピーバンドやった時に大失敗した「NATIVE DANCE」のベースももう1回弾き直したいなあ。
チョッパー出来ないのにチョッパーで弾こうとしましたからね、出来ないなら出来ないでライブ用にアレンジして演奏すると発想がありませんでしたから(実際、B'zのライブではチョッパーではないアレンジがされてたりもする)。
考える事を諦めなければ、発想や想像力って色々な経験を重ねるほど成長していくものだと思いますね。
もちろん時間を戻ってやり直す事は出来ませんが、次のチャンスがきたら色々とやりたい事はたくさん!
…こうやって人間自信も成長していくのですね(苦笑)。
ちなみにコードは良く忘れますが、きちんと覚えた歌詞だけはほとんど忘れないんですよね。
だから「Dream On」や「COMMUNICATION BREAKDOWN」は今でも大体歌えます(笑)。
[2003.05.31]
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「JINO in WONDERLAND」
日野 賢二
トランペッターの日野皓正さんの息子ですか?
あの有名なベーシスト、ジャコ・パストリアスに師事しその血を受け継ぐ、と有ります。
昨日、ラジオ番組に出ていて衝撃を受けましたね。
あのチョッパー(奏法)の上手い事すごい事。
弾いた瞬間に既にグルーヴ感を出せるんだもん。
…仕事中、動き止まったね。
ベース音だけで感動したのは久しぶりでしたよ。
CDを今から買いに行こうか!と思ったくらいですからね。
…という事で「JINO in WONDERLAND」というアルバムが発売になってます。
公式HPでも試聴できますので、気に入ったら買ってみてください。
[2003.05.30]
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「Don't Leave me」
B'z
これも知らない人はあまりいないんじゃないかと思われるB'zです。
VAN HALENの時にも出てきた「The 7th Blues」というアルバムに収録されている曲ですね。
格好良いよ、この頃のロックロックしてるB'z。
そうそう、昔イトコ同士でカラオケに行った時に、この曲を歌ったら耳を塞がれたという苦々しい思い出のある曲ですね。
…マイクいらずでしたから、おまけに高音もよく出てたし(苦笑)。
私の数少ないカラオケレパートリーに入っていた曲なのですが、これで封印を決めました。
封印といえばtohkoの「ふわふわふるる」という曲もレパートリーにあったんですが、これも封印しました。
…ファルセットはまだ全然いけるのですが、もう知らない人もいるでしょ?tohko。あと、テンションが(笑)。
[2003.05.29]
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「For You」
宇多田 ヒカル
知らない人はもう殆どいないであろう宇多田ヒカル、満を持して初登場です。
彼女の作品では色々な曲が好きなんですけど、今回はこの「For You」。
この曲って私にとっては想い出曲なんですよね、だからちょっと重いし、なにげに曲自体も重い作りになってます(苦笑)。
でも、それが別に負荷過ぎずに聞こえるというところが宇多田ヒカルのすごさだと思ってます。
セブンス系の切ない響きを日本人が好きだという理由もあるんですけどね。
そういうサウンドと声をナチュラルに調整できるみたいです、宇多田ヒカル。
あ、宇多田ヒカルの曲のなかで私が1番重いと思ってるのは「Can You Keep A Secret?」なんですよね。
あれは切ないというより辛く感じる。…メロディラインが私には痛い。
聞くには勇気が要ります(笑)。
…ううむ、話がズレてきたぞ。
とにかく「For You」は私にとって精神的にも楽曲的も弱い曲という事で、本日はここまで(苦笑)。
[2003.05.28]
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「PLEASURE DOME」
VAN HALEN
ええとヴァン・ヘイレンです、アメリカンロックです。
これは「F.U.C.K.」というアルバムに入っています。
初めてこのアルバムを聞いた時、私は衝撃を覚えましたね。
この圧倒的なサウンドとボーカル、まるで初めて吸った煙草が「わかば」だったというくらいの驚き(笑)。
それから、かなりヴァン・ヘイレンのアルバムを集めたんだけど、やっぱりこのアルバムが一番好きですね。
このアルバムに入っている「RIGHT NOW」という曲が実は一番好きなんだけれど、一番弾けるようになりたいと思ったのは、この「PLEASURE DOME」だったのです。
この曲弾けたらベース・マスターじゃなっ!って勝手に思ってたんですが、いまだに弾けません…。
ベースのマイケル・アンソニー、何気にすごいよ。
ちなみにB'zの「The 7th Blues」というアルバム「破れぬ夢を引きずって」という曲は「RIGHT NOW」のオマージュですね。
…パクリとか言ってはいけません(苦笑)。
[2003.05.27]
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「時には昔の話を」
加藤 登紀子
理由は分からないけど聞いたら何故か泣いてしまうような曲、というのはあなたにありますか?
私には幾つかあるんですが、そのなかの1曲がこの「時には昔の話を」です。
ご存知の方も多いと思いますがジブリアニメ「紅の豚」のエンディングに流れる曲ですね。
あの詞とあの声。
とても懐かしいような、切ないような、優しいような、自分の知らないような遠い昔の記憶までも浮かんでくるような気持ちになるんですよね。
これがシャンソンっていうんでしょうか。
当時は加藤登紀子さんのこの曲くらいしか聞こうとしなかったんですが、今は色々な方の曲を聞いてみたいですね。
いま話題の「クミコ」さんの曲とか(苦笑)。
[2003.05.26]
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「ありきたりなロマンス」
つじあやの
この歌手について、私はたいして良く知りません。
ジブリアニメ「猫の恩返し」の主題歌となった「風になる」で、初めて視野に入った感じですね。
あの詩とか声とか嫌いではないのですが、でも頭のなかを素直に流れていかない曲なんですよね。
だからずっと聞いてると疲れます。
…たまには、なら良いですね。
[2003.05.25]
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「ROCK AND ROLL」
LED ZEPPELIN
ラジオでオンエアされていて、ひっさしぶりに聞きました。
名盤と呼ばれる「LED ZEPPELIN IV」に収録されてる有名な2曲目。
名前の通りごっきげんな(彼らの中ではかなり…)ナンバーです。
あと、たぶんツェッペリンで最も有名な曲が、同アルバムに4曲目に入ってる「STAIRWAY TO HEAVEN(天国への階段)」という曲でしょう。
ギタリストのジミーペイジが悪魔に魂を売り渡して作ったといわれたほどの超有名なナンバーですね。
…普段はこの曲しか聞きません(…というかツェッペリンではもうこれしか聞いてないかも)。
そうそう、私の目標のなかのひとつに「『STAIRWAY TO HEAVEN』をギターで聞けるようになる!」というのが有るんですが、未だ達成できてませんね…(苦笑)。
さてと、話を戻して「ROCK AND ROLL」。
かつて、大学祭のリハの時に、洒落でこの曲のイントロのドラムを叩いた事がきっかけで演奏が始まってしまった、って事があって。
…実はその時は、イントロだけでこの曲をあまり知らなかったんですよね。
ボーカルもいないインストの「ROCK AND ROLL」を想像に任せて叩いて、叩いて…。
んで、はっと気がついたらみんながこっちを見てるんです。
(ここはブレイクだぞー!!)
(…あ、ああそうなの?!)
止まったは良いが、どうすりゃ良い?
…という事で、なし崩し的に終了(苦笑)。
「わかんないなら叩くなっての!」って言われそうですが、あれだけ乗ってこられると続きを叩かざるを得なくなってしまってて。
本当に楽しそうに弾いていたN氏やI氏、T氏ごめんなさい。
いまなら最後まで大丈夫ですが、果たしてドラムが叩けるかどうか…(苦笑)。
最近、ドラム叩きたくなってる工藤でした。
[2003.05.24]
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「ジプシーを踊ろう」
高岡 早紀
「芸能人は歯が命」で有名になったあの高岡さんです。それ以来、結構メディアにも出ていますよね。
実は結構CDも出してたんです、そのなかでたぶん一番有名なのが「眠れぬ森の美女」だと思うんですけど。
「メガゾーン23」というアニメの主題歌にもなりましたからね。
…でも私が最も多く聴いていたのが、この「ジプシーを踊ろう」という曲。
特にすごい曲ではないんですが、雰囲気が好き(笑)。
島谷ひとみさんのような地域色の濃い雰囲気を、既に体現していた曲ですね。
ジプシーですからタンゴ系です(笑)。
歌は究極的に下手ですが、甘い声。
工藤家にて視聴できます(苦笑)。
[2003.05.23]
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「Believe」
玉置 成実
久しぶりに新人を登用してみました(登用って…古い言葉やなー)。
特に目立ったところが有る曲ではないんですが、色んな曲の良いところを寄せ集めて作ったなーというイメージのする曲ですね。…あの曲のどの部分かとか言えるくらいに(苦笑)。
…PV(プロモーションビデオ)のダンスは必見かもしれません、何故か笑えます。
[2003.05.22]
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「sign」
鬼束 ちひろ
私が日本の歌手のなかで3番目に好きな声を持つひとですね。
今日発売の新曲ですが、我が家では昨日からエンドレスにオンエア中。
この声を聞くと創作意欲が異常に高まるんですよね、新しい企画とかアイディアがぽんぽん浮かんでくるんです。
だからこそ、いつも聴ける音楽じゃない。
しかも夜じゃないとダメ。
我が家で最もわがままなひとです。
[2003.05.21]
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「Smoke on the Water」
Deep Purple
最近、映像を入手しまして。
昔の映像じゃなくて近年の映像なんですが、もの凄く楽しそうに演奏してるんですよね!
私も影響受けてベース振り回して弾いてます(笑)。
[2003.05.20]
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