My Music Item
現在、手許にある楽器アイテムの紹介です。
Bass Section
Precision Bass'70 Model#1993 [ Fender Japan ]

ライトアッシュのナチュラルボディにラッカー仕上げ、メイプルの指板とネック。
大学1年の時に音楽サークルに入り、ベースを買おうと楽器店に入っていきなり一目惚れ。
お店の人にわがままを言ってピックガードを黒から白に変えてもらいました。
すごく綺麗で気品のある感じになったと思いませんか??
学校途中にガードレールにぶつけ、ベルトが切れて地面に転がし、ボディも気持ちも凹んだ記憶がたくさんあります…。
今では殆ど弾かれずに、家宝として大事に保管されております。
たまには弾かないとダメなんですけどね、特に電子楽器って(苦笑)。

Precision Bass'62 Model#1990 [ Fender Japan ]

ボディ&ネックはチャコール色、ナチュラルラッカー仕上げで指板はローズウッド。
正確な年代は不明ですが、シリアルを調べると1990年〜1991年の製品のようです。
ボディはたぶんアルダーだと思うんですけどね、弟が友人からいただいてきたものを私がいただいたので詳しくは全然分かりません(笑)。カタログにもなかったらしいし。
ロゴ等の形を見ると1962年あたりのモデルのようです(勝手に62年と決定しましたが)。
ツマミが錆び付いていたので、ペグと同じゴールドに塗装しています。
…プラモ作ってて余ったアクリル塗料なんですけど(笑)。

Spector NS-2#1988 [ Kramer / USA ]

現在発売されているSSロゴ以前のSSスペクターですがクレイマー社の頃の製品。
シリアルナンバー1857番。
カーリーメイプルのボディとネック、オイルフィニッシュ仕上げは本当に綺麗で。
ローズウッドの指板も指に吸い付いてくる感じですね。EMGのピックアップも凄く重厚で優しい音出してるし。
ベースの中では我が家一番の箱入り娘です。
スペクターといえば、そのロゴが「SS(スチュワード・スペクター)」から「SSD」に変わり、また「SS」になったんですけれど、これには紆余曲折があろんです。
最初はスペクタ−&スタインバーガー氏率いるSpector Guitars社がNS-2というベースをを作っていたのですが、1985年に事業拡大を狙ってKramer(クレイマー)社にロゴを譲渡してしまうのですね。
それからしばらくクレイマー社がNS-2を作るんですけれど、1990 年にクレイマー社が倒産。
スペクターの火を消すなとスペクター達が頑張り1991年「SSD(Stuart Spector Design)」として復活します。その後1998年にクレイマー社からSSロゴを取り戻して完全復活したという経緯があるんですね。
ちなみにクレーマー社以前のNS-2はプリクレ(プリ・クレイマー社の略)と呼ばれています。
もちろんハンドメイド、アメリカ国内でも初期SS時代のNS-2は定価64万とも言われていた高級なベース。
私が買った時はSSDが出回始めていた時でしたが、どうしても「SS」ロゴのNS-2が欲しかったので、東京のお茶の水のとある中古楽器屋さんを歩き回ってクレイマー社タイプのNS-2を発見し、清水の舞台(行った事無いですが…)を飛び下りる気持ちで購入。
…当時でも、かなり高かったです(苦笑)。
「宅配しますか?」の声に「いや、持って帰ります」と言って歩き始めて20m。
ちょっと後悔した記憶がありますね、それだけ重いベースです。
 主にいまはレコーディングに使用しています。

Les Paul Bass Limited Edition#1998 [ Epiphone Korea ]

ずっとレスポールベースが欲しいなあと思ってて。
スペクター以外はプレベですからね、ライブでも弾ける手軽なのが良いと思ってたんです。
突然舞い降りたライブの話で急に入手したくなり、秋田県で唯一レスポールベースがあると思われる楽器店で購入。
最初は東京に行ってから中古のGibsonかGrecoのレスポールベース買おうかと思ってたんですが、さすがにそれは危険という事で(苦笑)。
Epiphoneと言っても韓国製の安いレスポールベースですが、そのスタイルや音色は値段以上の評価をしてます。
ヘッドのロゴがフルーツパフェに似ていたので、通称「(フルーツ)パーラー」と呼んでます(笑)。
チャコールサンバーストに細みのネックは凄く弾きやすく、身体に馴染みますね。
プレベも良いベースですが、もうプレベには戻れないです(苦笑)。
殆ど毎日弾いている、普段弾きとメイン共有の1本。

Acoustic Bass#2004 [ Sepia Crue / China ]

友人のためにアンプラグドで曲を弾く事になって。
そうなるとやっぱり、普通はアコスティックギターと打楽器などが定番なんでしょうが、どうしてもベースが弾きたくて。
昔はアコースティックといえばウッドベースが有名でしたけど、いまはギターのようなアコースティックベースが廉価で販売されてきました。
安いものは音のバランスが悪いと言いますが、元々ベース音って繊細ですからね、難しいんでしょう。
でも、結構良い音します。エレキよりも指で当てた音がダイレクトに伝わるので、細かい音が面白いです。…エレキのようにボディから伝わるずしっとした重量感はないですが(笑)。
あ、実際見るとアコギの2まわりくらいは大きいです。おまけにボディよりもかなりネックが重いので、バランスはちょっと悪いかもです。
あと、音は思ってる以上に大きく出ますね、近所迷惑にならないようにしないといけません。

Guitar Section
Melody Maker#1965 [ Gibson / USA ]

個人練習用と私のギターレコーディング用に購入。
…というのは完全な後付け理由。
オーディオを買い換えに行ったんですが、ふらりと寄った楽器屋さんで一目惚れをして衝動買いしてしまったんですよね。
製造年を見ても分かる通り、当然中古で購入。
上陸したばかりとの事で、前のオーナーはばりばりアメリカ人です(苦笑)。
…なんでも指板だけは1964年製だとかで、ハカランダ指板の独特のうねりが特にお気に入りになってます。
ソリッドギターでボディも軽いのに音はしっかりとしていて、遊ぶにはもってこいのギターなんですが、ネックが以外に太いんですよね(苦笑)。
本来あるハズのアームが付いてなかったので、東急ハンズでパーツを買ってアームを自作しました。

Acoustic Guitar#1973 [ Morales / Japan ]

モーリスというギターを真似て作った、モラリスという日本製のギターです。
…普通のアコギよりボディに厚みがあるために湿気の影響を受け易く、雨と晴れでは全然音が違うというワガママさ。
製造年が私と同じ歳だったという事も気に入って、初めて入ったバイト代をはたいて買いました。
こういう癖のある楽器って好きです。悪い意味で癖のあるのは嫌いだけど(苦笑)。
…購入場所はお茶の水の裏通りの怪しい中古楽器屋さんでしたが、楽器の程度は結構良かったですね。
結局、中古ギターやベースの善し悪しって、ネック部分の程度が良いかどうかだと店主は言ってましたが、その通りですね。
いまでも全然平気。
すごく大事にしているので、弦が錆びてます(苦笑)。

ES-335 Replica Model#2004 [Tony Smith Japan / China ]

販売は日本ですが、製造は中国製のセミアコースティックギターです。
本当はギブソンのレスポールタイプに憧れ、いつかは…と思っていたのですが、あまりの安さとギブソンのES-335のレプリカモデルという事に惹かれて購入。
…いや、本当は335のレプリカというのに惹かれて購入したのではなく、Gibson社のレプリカだからというのが正直な理由ですけれど(苦笑)。
タバコサンバーストじゃなくてチェリーレッドでアーム付きならチャックベリーモデル、ブラックならBBキングのルシールモデルが有名だと思いますが、私のギター知識ではそれくらいしか分かりません…。
実際、店頭にあるものを触ってもらうと分かるのですけど、値段の割に程度は凄く良く出来てると思います。
私が買ったのはお店で丁寧にナット調整や指板、弦高調整をしてもらったものなんですけどね。凄く手に馴染むんです。
少しは弾けるようになるための、そのためのギターとして購入したものです。

Gession Les Poul Custom [メーカー不明 / Japan ]

今から17年位前に弟が借りてきたのを譲り受けてきました。
少なくとも実家にあるよりはうちにあるほうが良いと思うので…。
さてこのギター、さっぱり分かりません。
レスポールカスタムモデルだという事と、Gessionという名前のみです。
シリアルも特にはなく、裏面に「LP-CUSTOM」と書かれてるようなシールが貼ってあります。
途中で剥げてしまっていて読めないのですが…。
1980年代の物と思われますが、それ以外は情報がありません。
ヤフオクでも5000円〜10000円くらいのギターなので、そんなに高いものではないでしょう。
ネックが反ってしまってるので、弾くと低音弦が他のフレットにも当たってしまって音鳴りしますが弾けなくはないです。
そして、重い…。
引き取ってきた時はシールがベタベタと貼ってあったので、シール剥がして綺麗に取りました。
私は全然貼りたいとは思わなかったんですけどね。

Classic Guitar G-180 [日本楽器CO.LTD., / Japan ]

のちのヤマハさんのギターです。
年代は分かりませんが、少なくとも戦後以降のものだとは思います。
某ブログに30年前にはあったと書いてはあるので、1970年代初期にはあったと思いますが、なにヤマハロゴの前ですからね。
いずれにせよだいぶ古いものだと思います。
何故自宅にあったのかは全く不明ですが、たぶん、学校などの解体工事で廃棄処分になったもの貰ってきたのだと思います。
厚くて気候の変化をだいぶ受けそうなボディですが、今でもしっかり弾けます。

Les Poul Standard#1979 [Greco / Japan ]

神田商会(製造:富士弦楽器)さんの国内ブランド名Greco。
そのレスポールタイプのギターです。
いわゆるジャパンヴィンテージと呼ばれるギターですね。
1979年製でシリアルはL797006、79年12月28日に出荷されたものだと思います。
中古で購入したのですが、打痕も少なく当時のものとしてはかなり程度が良いみたい。
メンテをお願いした業者さんも驚いてました。
ペグも今では貴重な2コブペグだったとの事で。
Jimmy Pageファンなら分かる話なのですが(苦笑)。
何気にヘッドも貝埋め込みロゴで綺麗です。
個人的にはかなり当たりのギターかと。
普段弾きにはちょっと勿体無い気がしてきましたが、弾かなければ逆に勿体無いですからね。
…ES-335からこちらに乗り変えてます。

UKULELE#2007 [DHONG'S GUITAR / Philippine ]

父がお土産に買ってきてくれたウクレレです。
確かに弦楽器は好きですが、ウクレレはさすがに持ってなかった(笑)。
メーカ名でもなんでもなく、ただのお店の名前かと思われます、DHONG'S GUITAR。
ボディ内のラベルにもDHONG'S GUITARという文字と住所と電話番号が書いてるだけだし。
きっとお土産用として作ってるんでしょうね。
チューニングもコードも全く分かりませんが、勢いで弾いたら案外なんとかなるものです。

Keyboard Section
01/w pro [ KORG ]

世界中のミュージシャンに多く愛され続けたKORG、M1。
その後継機として満を持してKORGが世に送りだしたのが、この01/Wです。
私が最初に買ったキーボードというのはカシオのポータートーンというオモチャみたいなキーボードだったんですが、これは友人の手に渡っていまだ使われていますね。
その後に買った本格的なキーボードがこの01/W proでした。
当時、お金がなくてソフマップ楽器館にて中古で購入したんですが、これはもうかなり使い込みました。
一度、使い過ぎてコンデンサが吹っ飛び、師匠にKORGの修理工場まで車で運んでもらった事もある、いまとなっては思い出深いマシンです。
サークルのライブでも色んな友人が使ってたし、いまじゃあ殆どやらないけど音色も良く作りました。
ハモンドオルガンの音を完全再現する!っていって二晩中(苦笑)。
…唯一の欠点といえば、GM/GS音源にしていなかった事くらいですね。
いまでも弾きたいんですが、スペースがなくケース入り。

TRINITY pro [ KORG ]

01/Wの後に開発されたTRINITYシリーズ。
そのクオリティの高さはやはり、当時、世界一の技術だったと思いますね。
新しい音はKORGが作る。まさにその言葉通りに。
今のようにサンプリングやハードディスクレコーディングが出来るTRINITY/TRITONシリーズの全ての元になったキーボードです。
GM音源にも対応し、私のMIDI音楽作成において絶大なる威力を発揮してくれました。
このあたりから、サイトでシステムをダウンロードしてキーボードのシステムをアップデート出来たり、色んな事が出来るようになって。
いまだ現役で使っていますが、まだ分からない事も多かったりします(笑)。
たぶん、次に買う時もKORGでしょう、きっと。

DX-7 [ YAMAHA ]

説明不要の名器、DX-7。
私の師匠がスタジオをたたむ事になった時に譲り受けた品です。
6オペレータのFM音源を搭載した、当時は画期的なキーボードでした。
いつか使う機会をと思い、念願叶って一度だけライブで使ったんですが、なんと、キーボードのピッチが狂ってたんです。
…DX-7のチューニングは左上にあるバーで行なうんですが、普通はフラットで440khzになってるハズなんです。
…でも、このDX-7はフラット位置では半音下げくらいになってるんです。
まさかキーボードのチューニングが違ってるとは夢にも思わず、ずっと首を傾げながら演奏した苦い記憶が(苦笑)。
我が家で一番我が侭なキーボードですね、きっと。
鉄製で異常に重いですが、大事に使ってます。
クレイジーケンバンドの横山剣さんは、いまだにこのDX-7で曲を作りデモテープを作っているそうです…すげえ。

Other Item
VS-880 Xpanded-Version [ Roland ]

現在のハードレコーディングMTR(マルチトラックレコーダー)の先駆けとなったハードディスクレコーダーです。
初代のVS-880をバージョンアップしています。
この前はTASCAMの4トラックのテープMTRを使っていたのですが、友人が購入して「かなり良い!」と言うので、私も後追いで購入しました。
細かい仕様説明は抜きにしますが、私の音楽制作工程はこのMTRでがらりと変わりましたね。
ちょっと面倒くさいですが、音を切ったり貼ったり出来るし、擬似的に64トラックまで音を録音出来る(同時発生数は8音)。
この後に廉価版やら上位機種が続々とでましたが、まだこれを使ってます。
手に馴染んでるんですね。
すでにDTMが出来る環境にしているのに、キーボードのシーケンスとMTRでレコーディングしてるのはそういう理由があるのかも。
新しい事も始めなきゃだけどね、アナログ魂も忘れちゃいけない。

Effecter&Monitor Amp [ ZOOM&Rocktron&YUKI電機 ]

見えにくいですが、上にのっかってるのがマルチエフェクターで、ZOOMの9050。
以前バンドを組んでいたギターの方から譲ってもらったものです。
これ、私的にはかなり使えます。
レコーディング時の外部入力系全てのエフェクトをこれ1台でやってます。
必要の無いものや全体エフェクトについてはVS-880のエフェクトを使用していますけどね。
次に、その下にあるのがRocktronのG.D.P.。
…つまりギター・ディスト−ション・プリアンプですね。
ツマミをいじるだけで、あらゆるディスト−ションサウンドが作れます。
ただ、ラックタイプなので普段使う時にエフェクターケースから出して電源アダプタを…ってのはかなり億劫なので、あまり使ってません。
これは師匠から譲り受けた出所不明のころがし、いわゆるステージ場のうえにあるモニタです。
入力系統が3つあり、自宅での簡単なセッションやキーボード用のスピーカーとして昔はかなり大活躍でしたが、接点不良やノイズがでて近年ではあまり使われず。
でも、使わないと余計に使えなくなるので、最近は地味に使ってます。